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Founder interview

“究極のボディケア”に込めた創業者カン・ハンナ氏の想いを聞きました。

触れて、撫でて、私を愛する。
自分の中から幸運を生み出す「mirari」のボディケア

2020年にローンチして以来、肌の状態や気分に合わせて選べる6種のフェイシャルトリートメントマスクをはじめ、「陰陽」の考えを取り入れた世界初の韓方オーガニックスキンケアライン「mirari organic」など、22のアイテムから「自分と向き合うこと」の大切さを伝え続けてきた「mirari」。これまでフェイスケアアイテムを主軸に展開してきましたが、2025年4月、ブランド初となるボディケアシリーズが誕生しました。処方やテクスチャー、香りなど、「mirari」ならではのこだわりが詰まった“究極のボディケア”。そのコンセプトに込めた想いや、体と心のつながり、また購入者へ贈る「omamori tanka(短歌のお守り)」について、ブランド創設者のカン・ハンナが語ります。(聞き手:秦レンナ)

ボディケアは究極の自己愛。

自然と「ありがとう」が湧いてくる

――これまでさまざまなスキンケアアイテムを展開してきた「mirari」ですが、ボディケアアイテムを手掛けるのは初となります。そのきっかけは何だったのでしょうか?

 

 実は私自身が、これまでボディケアにおざなりにしてきた自覚があって。顔は丁寧にケアするのに、身体にかける時間は10秒。本当にこれでいいのだろうかと問いかけ続けていたんです。

 顔は、ニキビができたり、赤みが出たり、乾燥したり変化を感じやすいパーツですし、毎日鏡で見るからそれにちゃんと気づくこともできます。一方、身体はどんなに疲れていたとしても、翌朝起きればちゃんと動いてくれる。だからつい放置してしまいがちなんですよね。でも、自分が日々頑張れるのは、この身体があってこそ。もっと大切にしてあげるべきなんじゃないかと、本格的にボディケアに向き合うようになりました。

 

――ハンナさんがボディケアをするようになって、感じた変化はありましたか?

 

 自分の身体を丁寧に扱うようになると、自分の身体に対して自然と「ありがとう」という気持ちが湧いてくるんです。仕事を終え、むくんだ脚を撫でながら「私の足、頑張ったね」と、声をかける。なんていい時間なんだろうと思いながら続けていました。

 

 そうした中で気づいたのが、ボディケアは究極の自己愛だということ。顔は常に人に見られるパーツということもあり、ケアするとき少なからず他者を意識している部分があると思います。でも、身体は基本的に他者に見せたり評価されたりしないもの。だからこそ、それを丁寧にケアすることは、純粋に自分を愛するための行為だと言えるのではないでしょうか。

誰かの手を借りなくとも、

自分の手で自分を癒すことができる

――ボディケアと自己愛について考えていくと、身体と心のつながりについて考えたくなります。例えば、自分に触れたり撫でたりすることで心が落ち着くことがありますが、ハンナさんは、ボディケアが心にどんな影響を与えると思いますか?

 

 「mirari」を通じてこれまでたくさんのお客様にお会いしてきましたが、私が背中や肩にそっと触れると、多くの方が泣き出したり、涙を堪えたりするんです。「大丈夫だよ」と声に出さなくても、この手を、肌を通じて想いがちゃんと伝わるんですよね。まさに「手当て」という言葉があるように、実際、手には治癒の力があるのだと思います。

 

できれば私が一人ひとりに会いに行って、身体に触れられたらいいけれど、そうもいかないという中で、私が伝えたかったのは、誰かの手を借りなくとも、自分の手で自分を癒すことができるということ。私自身、ボディケアを通じて意識的に自分の身体に触れるようになり、「自分を愛する」気持ちを一層育むことができたと感じています。それを皆さんにも共有したくて、このボディケアシリーズを作りました。

――ボディウォッシュには「ふれる、みがく、ながす、はらう」、ボディジェルミルクには「なでる、めでる、おおう、まもる」という言葉が添えられています。まさにそれこそがハンナさんからのメッセージなのですね。

 

「洗う」じゃなく「触れる」、「塗る」ではなく「撫でる」時間なんだと思うことで、いつもの何気ない行為にも温かみを感じられるような気がしませんか。

お風呂に入ってただ体を洗うのではなく、「ここからは私の身体と向き合う時間、私を愛する時間なんだ」と、意識することがまず大切だと思ったんです。

「洗う」ではなく「触れる」。
「塗る」ではなく「撫でる」。
毎日いろんなことが起こるから。

今に集中し、今を楽しむ

――ハンナさんは、今回の商品を通じて、「“今”の自分に集中すること」を大切にしてほしいとも伝えていますね。

 

 例えば、1日の仕事を終え、ようやく一息つこうというときに、「今日は仕事でこんな失敗をしてしまった」「明日はこんな大変なことがありそうだ」などと考えていると、せっかくのリラックスタイムも、まったく心地いいものではなくなってしまうと思うんです。もちろん、毎日いろんなことが起こります。だけど自分をケアする時間だけは、一旦思考をストップして、過去でも未来でもない、まず、「今の自分」を一番に考えてほしいのです。

 

――今回の商品は春夏限定のリミテッド商品だということも“今”を楽しむきっかけになるかもしれませんね。

  ボディケアは、デリケートな顔のケアと比べて処方がシンプルなこともあり、その時々を反映するフレキシブルな提案ができたらと考えています。そこで2025年春夏のテーマにしたのは「浄化」です。日々お客様の声を聞きながら感じていたのは、皆さん本当にいろんなことを溜め込んでいるということ。それをすっきり浄化しませんか?というのが、今の「mirari」からの提案です。

この体と心が幸運のお守り。
 
見える景色は自分次第で変えられる

私が私を愛するための「幸運のお守り」
lucky charm body wash&lucky charm body gel milk

――商品名を「lucky charm(幸運のお守り)」としたことには、どんな想いがあったのでしょう?

 

 私は人生の中で、「なんでこんなにうまくいかないんだろう?」「私ってついていないかも」と思う時期が長くありました。でも今は、「私って、ものすごく運がいい」と感じています。その違いはどこにあるのかと考えてみると、たった一つ、「自分を愛している」と疑っていないということだけなんです。

 

 今だって大変なことはたくさんありますし、時には人の言葉に傷つくことだってあります。以前と何かが大きく変わったわけではないけれど、それでも運がいいと思えるのは、自分自身が変わったからなんですよね。そう、結局は自分次第。この身体と心こそが幸運を生み出すお守りなのです。

 

 だから今、複雑な想いをたくさん抱えている皆さんにも、ボディケアを通じて「自分を愛している」と、信じられるようになってほしい。そんな想いで商品名を決めました。

 

 

> body care アイテム詳細を見る
身も心もすっきり浄化。
 
神聖なミントの香りを主役に

――ボディウォッシュボディジェルミルクも、すっきりとしたミントの香りが特徴的です。ここにも浄化のテーマを感じますね。

 

 ミントは、聖書の中にも登場し、ネガティブなエネルギーをリセットして新たな始まりを意味しているそうです。まさに「浄化」というテーマにふさわしい香りですよね。それを意識しながら使うことで、一層すっきりできるのではないかと思います。また、ラベンダーとオレンジ果皮をブレンドすることで、香りに奥行きを出しています。

 

 ボディジェルミルクには、さらにイランイランを加えることで、優しさとお花の華やさを感じられるようにしました。まさに自分が花になったような気持ちで、ケアを楽しんでいただきたいですね。

肌に心に溜まる古い角質。
 
AHAフルーツ酸で洗い流して
気分も晴れやかに

――「すっきり」できるポイントのもう一つに、天然由来のAHAフルーツ酸が配合され、「角質ケア」ができることがあります。「角質ケア」を毎日するのは肌に良くないというイメージもありますが…。

 

 確かに角質ケアのやり過ぎは肌への刺激が強くよくありません。でもこの商品は、5種の天然由来AHAフルーツ酸を配合したことで、肌に負担をかけず、毎日角質ケアができるようにしました。というのも、角質は毎日少しずつ溜まって蓄積されます。それってきっと心も同じで、いろんな未練や雑念が、少しずつ溜まって、やがて大きな苦しみに変わってしまう。そのとき思い出したのが、「あかすり」でした。

 

 韓国にはあかすりの文化があり、私も子どもの頃から母に連れられ、毎週通っていました。鮮明に覚えているのは、あかすりをした後は、ものすごく気持ちが晴れるということ。まさに浄化されたような感覚ですよね。あの感覚を毎日味わえたらと考えました。ボディウォッシュで身体を洗う時間は、肌の古い角質を落とすとともに、心の角質も捨てさる時間だと思ってケアしてください。

 

 洗った後には、ボディジェルミルクで保湿ケアを。天然由来のAHAフルーツ酸で角質を柔らかくすることで、保湿成分がより浸透しやすくなります。塗るたびに肌が柔らかく、すべすべになるのを実感できるはずです。思わず自分の身体に触れたくなりますよ。

あえて時間をかけて。
 
時代に逆らう
「撫で続けないとなじまない」
テクスチャー

 

 

――ボディジェルミルクは、塗布後、時間をかけ、何度も肌を撫で続けることで馴染むテクスチャーが特徴的です。時短ケアが重視される今、あえてこのようなテクスチャーとしたのはなぜでしょうか?

 

 「時短」はとても素晴らしいことだと思う一方、全てが効率や便利さばかりになってしまうと、どうしても心は豊かになりづらいと感じてしまいます。たった30秒の違いのために、自分と向き合う時間を減らすよりも、その30秒を自分のために使ってほしい。だからあえて時間のかかるものを作りたかったんです。

 

 はじめはうっすらと白いジェルミルクは、自分を労るように、何度も撫で続けていくと肌に溶け込みなじんでいきます。その行為が、自分を守るヴェールを作るような、そんな優しい時間になったら嬉しいです。

 

 

「今のわたし」で感じてほしい。
 
応援の想いを込めて贈る短歌のお守り

――今回のアイテムには、「幸運のお守り」というコンセプトに合わせて、ハンナさんによる短歌のお守り「omamori tanka」がついてくることも大きな魅力です。7首すべてに共通して、春夏を意識した言葉選びや「応援」の気持ちが案じられますが、どのような想いで歌を作られたのでしょうか?

 

 短歌は、私に「今の自分と向き合う」ことを教えてくれたツールであり、この人生の美しさを気づかせてくれた“救い”でもあります。今の自分の感情、状況にひたすら向き合い、歌に詠む日々ではあるのですが、1500年の短歌の歴史を辿ってみると、もともと愛する人や仲間に贈る手紙だったんです。その美しい文化への憧れがずっとありました。

 

 今回、商品とともに短歌を贈るのはどうだろうと考えたとき、正直迷いもありました。本当に伝えたい想いがなければ、上辺だけのものになってしまうだろうと思ったんです。でも、問いかけ続ける中で、今まで「mirari」を通じて出会ってきた女性一人ひとりの顔が浮かびました。彼女たちを応援したいと心から想ったとき、7首の短歌が生まれました。

 

――この短歌は、一人ひとりに捧げるメッセージであり、ギフトでもあるんですね。

 

 短歌の世界では「短歌は読み手のプレゼント」とも言われ、読み手次第で感じ方が変わります。つらいときは泣き出してしまうかもしれない。でも半年後、強くなったときには勇気をもらえるかもしれない。31文字という限られた表現だからこそ、ストレートではない、わかりにくい言葉かもしれません。でも、だからこそこの一種の歌が、人生にずっと自分に問いかける、お守りのような存在になってくれるのではないかと思います。

「自分を愛している」と信じられたとき、必ずその花は咲く

――個人的には7首の中でこの歌が心に残りました。どんな想いが込められているのでしょう?

 

 花というと、見た目もきれいで香りもいい、例えばバラやユリのような花を思い浮かべるかもしれません。だけど、世の中には花に見えないような花もあれば、香りのしない花だってあります。私たちも同じで、誰かの理想になる必要はないのです。いろんな形の花があると知ると、理想だと思っている「花」なんて、そもそも存在しないことに気づくはずです。

 

 私自身、本当に弱虫で儚くて、そんな自分が嫌で仕方なかったとき、自分が花だなんて、ましてや咲けるだなんて思えませんでした。でも、咲いたんです。

 

――それこそ、自分から幸運が生み出せるようになるということですよね。私もそうなりたいです。

 

 自分を本当に信じきれたとき、「もう大丈夫なんだ」と思えた瞬間、花が咲いたとわかりました。その幸福感は一瞬ではなく、ずっと続いています。

 

大丈夫。必ず誰しも人生で花が咲くときがきますから。



Profile
 



語り手

「mirari」創設者・代表 カン・ハンナ

韓国でニュースキャスター、経済専門チャンネルMCやコラムニストなどを経て、2011年に来日。現在、ホリプロ所属タレント。NHK Eテレ「NHK短歌」レギュラー出演から、テレビ東京「未来世紀ジパング」で韓国事情を語るなど多方面で活動。 2017年「第63回角川短歌賞」次席など、3年連続角川短歌賞に入選し、史上初の外国人入選者として話題を呼ぶ。2019年12月、第一歌集『まだまだです』(KADOKAWA)を出版。2021年3月には第21回「現代短歌新人賞」を受賞した。 2019年には株式会社 Beauty Thinkerを設立し、100%ヴィーガンコスメブランド2020年11月「mirari」を立ち上げ、2024年2月には世界初の韓方オーガニックスキンケアライン「mirari organic(ミラリオーガニック)」をローンチ。ブランドを通じて肌と心から生み出す美しさを広めている。



聞き手

秦レンナ

1985年生まれ。出版社、新聞社に勤めたのち、ライター・編集者として活動。女性の様々な生き方に関心を持ち、日常の中のセルフケアや美容、ウェルネスをテーマに取材・執筆を続ける。また、ファッションやコスメブランドのコピーライティングなども手がける。「小さな声に、声なき声に、耳をすます」のがモットー。
 
 
 
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